伊東港・第2たか丸の釣果情報

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9月15日(水)ザリガニ

今日は午前中雨。朝のうちは結構降りました。北東風も強めでしたが、晴れると同時に弱まって午後はいいお天気になりました。タイミング合えば釣りに行こうと思っていましたが、午後は予定があったので行かず。

さて、ここに来てアメリカザリガニ特定外来生物に指定されようとしています。指定されると飼育はもとより、また生きたままの運搬も禁止されます。釣り人からすると釣りエサとして生きたアメリカザリガニを使うことが出来なくなる訳です。指定の是非はともかく、今日ヤフーニュースでこの問題が取り上げられており、そこで環境省外来生物対策室の方が、「外来生物法が制定された2004年ごろは、外来生物という概念さえあまりなく、その言葉が知られるようになったのはここ10年ほどのことであり、その影響が明らかになってきたのは比較的最近の話(記事より抜粋及び要約)」と語っている。

しかもアメリカザリガニの悪影響が見過ごされてきた原因が、時代の空気だとも。

本当?言った感じです。少なくとも私が小学生だった頃、つまり30年以上前にはすでにアメリカザリガニ外来生物であり、稲を食べたり、田んぼの土手に穴を掘ったりするいわゆる悪者としての認識が子供ながらにありました。またブラックバスの害についても徐々に認識され始めており、小学生の頃、作文にテーマとして取り上げ、ブラックバスやハスが生息域を広げている原因の一つが琵琶湖産稚鮎の放流かも?と書いたらなぜか当時の担任から根拠がないことを書くなと怒られたのでよく覚えています。

その後も2000年ごろに生物多様性学会が立ち上がり、ブラックバスの問題を中止に釣り雑誌にも随分取り上げられました。このように20年以上前から外来生物という概念はそれなりに認識されていた事は明らかなのに、環境省の担当者が「ここ10年ほど」と言ったことにとても違和感を感じます。

何にせよ人の手によって移入され、また駆逐されることはある意味致し方ないとは言え無情ですね。

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